

<手術前>
子供の頃から反対咬合としゃくれ顎に悩まされていました。そのため、小学生の時から咬合を合わせる目的で矯正を始めましたが、当時はその理由もわからず、ただ言われるままに治療を受けていました。
中学生になり、顔が成長するにつれて顎の突出が気になり始め、思春期と重なって他の人には想像もできないほどのストレスを感じて過ごしていました。
中学生の年齢では顎の手術について考えることもなく、矯正だけで顎の問題も解決できるのではないかと考え、母に頼んで4本の抜歯をしてしゃくれ顎の矯正を始めました。
しかし、結局は口元は少し引っ込んだものの、顎の突出は改善されませんでした。
その後、顎の手術しか解決策はないと感じ、成人するまで顎の手術と輪郭手術について調べ続けました。
ちなみに、私は頬骨がかなり出ているため、顎を短くすると顔が満月のようになるのではないかと考え、頬骨とエラの手術も検討しました。顔のバランスも重要ですからね。
もちろん、両親は強く反対しました。強い反対を受けて、「諦めて自分の姿を受け入れて生きよう」と思ったこともありましたが、横顔にこだわり、毎日横顔の写真を撮って顎がこのくらい引っ込んだらどうかとシミュレーションし、加工してみるなどしていました。
自分の姿を見て、手術をしなければ一生このままだろうと思い、諦めることができませんでした。真剣に説得を重ね、ようやく許可を得て病院を探し始めました。
数年にわたり、顎の手術を行っている病院のYouTube、整形アプリ、サイトの口コミなどをすべて調べた結果(正直、リアルモデルの顔まで覚えるほど見ました)、美容整形外科よりも口腔顎顔面外科に行くべきだとわかりました。
そこで、口腔顎顔面外科を絞り込み、相談の予約をしました。そして、WHY歯科口腔顎顔面外科に行くことになりました。病院は白を基調としたインテリアで非常に清潔感があり、スタッフの方も親切で、第一印象が良い場所でした。
相談時に過度な手術を勧めないイ・ソクジェ院長に強い信頼感を抱き、顔の分析相談後に手術日程を決めました。
ちなみに、私の場合は前後矯正をしなくても良いとのことでした。
休診日にもかかわらず、私の手術のために病院を運営してくださり、本当に感謝しています。
<手術前>
手術までの期間にウェイパーを合わせ、検査も行いました。受験のため少し体重が増えていたので、体重を減らし、鉄分が不足していたため鉄分注射を続けて受けました。
多くの方が前日に食べておくように言いますが、私はむしろダイエットで胃を小さくしていたので、手術後にお腹が空いて死にそうだとか、食べ物がものすごく食べたくなるということはなく、むしろ良かったと思っています。
とりあえず、手術前にはみんながするように準備物を揃えました。正直、睡眠用の靴下は必須です。手足の冷え症の人は本当に寒いです。
<手術当日> 1月31日
9時半ごろ病院に到着し、病院の服に着替え、顔を洗ってうがいをし、院長先生とお会いし、一緒に来てくれた両親と挨拶を交わし、スムーズに手術室に入りました。
この時点では、今まで待ち望んでいた手術をついに行うのだと、とても気分が良かったです。
しかし、手術後は個人的にはとても痛くて死にそうでした。顎もズキズキと痛み、寒くて寒くて!何かがダラリと垂れ下がる感じ?尿道カテーテルがあることを忘れてトイレに行きたくなって泣き言を言ったり…恥ずかしいですが、正気ではありませんでした。
麻酔ガスが抜けるまで眠れないのもとても辛かったです。横で両親が起こしてくれましたが、私は結局すごく眠かったです。ハハ。
両親は夜には一緒にいられなかったので、夕方からは一人で過ごしましたが、本当に大変でした。
鼻が詰まって息ができない中、痰のせいで口呼吸もつらいです。水を飲んでむせると…鼻血が出ます。大きく咳をすると血がドバドバ出るので、大きくしないでください。本当に大変な1日目です。
でも、生きているという気持ちで耐えます。
顎のストレスの方がずっと大きかったので、耐えられます!^^
個人的には頬骨は全く痛くありませんでした。
顎が本当に痛くて、引っ張られる感じで痛いです。
アイスパックも本当に冷たくて痛かったです…。
1時間に1回くらい、看護師さんが血圧と酸素飽和度を測ってくださり、痛み止めも点滴で投与してくださり、本当に感謝しています。誰かが私を見守ってくれるということが、本当に感動的です。夜中にもベルを鳴らすと来てくださり、見守ってくださいました。辛いと言って泣き言を言ったら、優しく心配してくださり、涙が出そうでした。
あ、そうだ、声は本当に全く出ません。代わりにボード?のようなものをいただき、そこにペンで書くと伝えられます。
初日は書くのもつらかったです。
寝ることについては本当に…言いたいことがたくさんあります。
座って寝ることに慣れなくて不便です。
息をすることにも気をつけなければならず、寝ることができません…。
とりあえず、私はあまり寝られませんでした。うとうとしても、息が詰まって目が覚める感じで、うとうと寝たような感じです。口で息をするので、
口と喉が本当に本当に乾いていて、途中途中で水を飲まないといけませんでした。私はソースボトルのようなものは使わず、紙コップでちょっとずつ飲んでいました。大丈夫でした。
そんな不便な1日を耐えます…。
うとうと寝る→びっくりして起きる→水を飲む→むせる→落ち着いて寝るの繰り返し。
<2日目> 2月1日
朝、尿道カテーテルを抜いていただきました。
抜く感じは変な感じですが…?すっきりしました。
私は手術当日の朝に息ができなかったので、すでに鼻腔チューブを外していたので、そのままガーゼを外して、腫れレーザーを受けました。
次は院長先生とお会いします。
ドレーンを抜いていただきましたが、本当に変な感じ?不思議な感じで、痛くはありません。
ウェイパーを噛む練習もさせていただきましたが、口がうまく閉じられず、ちょっと大変です。
これも練習すればできると言われたので、練習することにしました。
これからは散歩もして、トイレにも行っても良いと言われたので、トイレに行こうと一人で起きてみましたが、やはり力が入らず、ふらついて鼻血が出ます。
でも、いつまでも座っているわけにはいかないので、起きて歩いてみます。
昼間は水も飲み、ニューケアも飲み、うがいもして、なんとか過ごせるようになりました。
寝たり起きたり、YouTubeを見たりしていると、いつの間にか時間がかなり早く過ぎました。
状態チェックも続けていただき、退院準備物、処方箋も事前に準備していただき、説明していただきました。
<退院日(3日目)/2月2日>
点滴を外していただきました。
荷物を整理して着替え、腫れのレーザーを受けました。その後、院長先生にご挨拶し、無事に退院しました。
その後、薬局へ寄って処方薬も受け取りました。
具体的な時間は記憶にありませんが(手術当日の夕方だったのでしょう)、院長先生が「手術は大成功でしたよ」と笑顔で言ってくださり、とても嬉しい気持ちになりました。その良い気持ちを保ったまま、退院の日を迎え、家路につきました。
入院中はめまいがひどく、ひとりで帰るのは無理だったため、両親の車で家まで送ってもらいました。
家に着いてから、服用すべきお薬が山のようにあってびっくりしました。口も十分に開かず、一度に飲むのは難しかったので、一錠ずつ丁寧に飲みました……今でもその味をはっきり覚えています。飲めるものだけでもありがたかったです。
毎食、ニューケア(栄養補助飲料)、プロテインシェイク、ジュース、かぼちゃエキス、乳製品などを少しずつ摂りました。本当に、トイレに行って戻ると、すぐにお腹が減ってしまい、少し切なくなりました。
まだ歯磨きはできないため、うがいしていました。炎症を避けるため、食後は必ずうがいしました。
夕方になると顔が急激に浮腫みます。夜にはまるで野球ボールに当たったかのように、瞼に小さな内出血、目の周りには大きな青あざができました。首には引っ張られる跡が黒く線状に残り、これは約2〜3週間続きました。
退院後もしばらく座って寝ており、そのうち慣れて、ぐっすり熟睡できるようになりました。
<4日目/2月3日>
顔がまるで体重120kgの人のように腫れて驚きました。
呼吸も不安定で、鼻水は固まってしまいます。
無理に鼻をいじることはせず、綿棒で表面に軟膏を塗って溶かす程度にしました。
ようやく少し声が出るようになり、短い散歩にも出かけました。ただし寒さのため、ほんの少しだけです。
<5日目/2月4日>
顔が腫れすぎて、自分でも信じられないほどでした。瞼も開かないほど。
散歩を多めにし、食事はシェイク、かぼちゃエキス、ジュース、ヨーグルト程度にしました。その他のものはまだ難しかったです。
5日目はまさに“歴代級”の顔。鏡を見ると自然と散歩へ行きたくなりました。散歩すると夕方には少し楽になりました。それ以外は、ただ寝るだけの1日でした。
<8日目/2月7日>
病院へ行き、もみあげの抜糸、口内の消毒を受けました。抜糸される感覚はほぼなく、痛くありませんでしたが、口内消毒は非常に痛かったです。
院長先生から「口が小さい方なので、手術中に口内も2箇所切った」と聞き、そこが引っ張られる感じなのか、糸全体がそうなのか…とにかく鮮烈な一日でした。
その後、腫れレーザーを受けて帰宅。散歩もして、水分もたくさん摂りました。この日はお粥をすりつぶして食べ始めました。
<10日目/2月9日>
この日は朝からアルバイトに出ました。
まだ話すのはぎこちないものの、笑顔でカバーできたので意外と大丈夫でした。
勤務中に腫れがかなり引いたのが実感できました。やはりかぼちゃエキスや散歩は即効です。
この日に初めて、お粥ではなく普通のご飯(まだかたまりでないもの)を食べました。口もかなり開くようになり、スプーン一杯程度、卵蒸しを添えて食べることができました。

<2週間目/2月13日>
口内抜糸の日です、中でも前歯付近の糸が特に痛かったです。
「声を出しそうになったけど、よく耐えた」と自分を褒めました。しかし、糸がなくなると歯茎が軽くなったように感じ、とても良かったです。
幼児用の歯ブラシがようやく口内に入り、歯磨きもできて爽快でした。入らなかったときは、歯磨きも曖昧で、うがいだけより効果が薄く感じましたが、今は普通にできます。
ケーキを牛乳に浸して食べた日でもあり、その感動の味に思わず涙が出ました。

<3週間目/2月20日>
ラーメンを細かく切って食べました。まだ濃い味には慣れておらず、以前は感じなかった辛さを感じて驚きました。
「辛いものに弱くなったかも」と思いましたが、それでもとても美味しくて幸せでした。
まだ腫れは残っていますが、1週間目とは比べ物にならないほど落ち着いています。腫れが引いたのを皆も驚いていて、特に両親が驚いて喜んでくれました。

<4週間目/2月27日>
腫れはさらに改善し、写真で比較すると人中、唇、あごライン、頬骨の辺りがすっきりしています。
散歩と十分な水分摂取が功を奏したようで、以前よりも明らかに顎が引いており、本当に嬉しいです。
ある程度腫れが引くと、初日の痛みを忘れるほど満足できました。後悔は全くありませんし、もしやり直せるならまたやると思います。
ただ、変化がそこまで劇的でない人には、この手術はお勧めしません。少しでももっと綺麗になりたいという人向けで、簡単な手術ではないと感じました。覚悟して臨んでも、とても痛かったです。顎にコンプレックスが強い人には本当におすすめです。性格まで明るく変わるとは思っていませんでしたが、そうなるものですね。
手術直後は痛くて、回復中は腫れていて後悔することもあるでしょう。私も本当に後悔しました。

「痛みに耐えきれず、顔の腫れが一生ひかなかったらどうしよう」という不安もありました。でも大丈夫です。
痛みは初日の一日だけ耐えれば、その後時間とともに腫れは必ず引いていきます。時間が薬です。
手術を迷っている方、既に受けた方、みんな頑張ってください。手術を受けた方は腫れが引くことを楽しみに、手術を考えている方は慎重に選び決断してください。私の体験談が多くの方の参考になれば幸いです。
長文をお読みいただき、ありがとうございました。
お役に立てれば嬉しいです。