

<手術前>
手術前には、人から横顔や正面写真を撮られると、顎が尖っていて、イライラする写真ばかりでした。
高校時代から「顎をレフトフックで殴られたのか、ライトフックをくらえば元通りになるのか」とまで言われ、コンプレックスがひどかったんですが、最初は非手術の矯正治療で不正咬合を治療しようとしていました。
最初はテジョンにある歯科で矯正をして、両顎手術なしでも治せると言われ、22歳で矯正治療を始めたのですが、時間が経って主治医の先生も5~6回ほど変わり、これは手術しないと改善が不可能だという返事を受け、手術をするかどうかで矯正治療の方向が変わると言われ、結局先延ばしにして悩んだ末に、28歳で手術を決意しました。
YouTubeやネット、各種アプリなどを通じて病院を6ヶ所位調べて、実際に行ってカウンセリングを受けて、ワイ口腔外科の先生は経歴も豊富で、カウンセリング時に手術にフォーカスを合わせて詳しい説明をしてくださり、ダントロレンの常備、腫れ緩和レーザー治療器を保有していることと、両顎手術をすることになれば機能的な側面も考慮しなければならないため、矯正科と協力診療が容易な病院で、矯正科の先生も一緒にいることを確認し、ワイ口腔病院を選びました。
手術前
手術1年前にあらかじめ病院に訪問してカウンセリングを受け、両顎手術、輪郭2点、エラ、オトガイ手術の予約をしました。
私の場合は派兵として行かなければならなかったので、先に手術の予約を取ってから海外派兵に行って来ました。
病院に行って手術前写真を撮り、レントゲン、CTなどを撮って派兵に行くことになりました。
派兵に復帰しながらも、韓国にはとても帰りたかったけど、手術をするという事実に、もちろん自分が選択した手術だけど、すごく怖くて韓国に行っても問題だと思いながら、泣く泣く韓国に戻って来ました。
韓国に到着して撮ってあった写真が1年も経過してしまったので、また手術に関連した写真を撮り直して、内科検査、血液検査など手術が可能かどうか事前に把握して体調の調節をすることになりました。
僕はわからなかったので飲んでいませんでしたが、手術前に鉄分剤を飲むといいらしいです。 手術される方がいらっしゃれば、必ず飲んでください。
手術の前には約1週間程の禁酒と、1ヶ月前から禁煙するように言われました。
理由は、飲酒による肝臓の数値が高くなった場合、手術の間に過度な出血が発生する可能性があるからだそうです。手術後の麻酔ガスおよび手術の影響で痰がたくさん出ますが、喫煙者はもっと症状がひどくなり、呼吸に問題が生じることがあるそうです。
僕は怖がりなので、事前にすべてやめて手術しに行きました。
手術の12時間前くらいから絶食をしていました。
手術中またはその後に嘔吐することもあるので、それを事前に予防する目的で絶食しました。
手術前に食べたい物を思う存分食べておくべきだったのに··· 2週間が過ぎてからはお粥だけ食べなければなりません···
ダイソーでケチャップボトルを4つくらい購入して、それぞれお粥、水、ニューケア、カボチャ汁用に分けて使おうと分けておきました。
病院に9時30分ぐらいに到着して先に荷物を解いて手術服に着替え、注意事項について説明を聞いた後、院長先生と手術の方向性について話し合い、説明を聞いた後に手術同意書を作成します。
その後、病室の一人部屋で心の準備をしましたが、この時、自分の正面写真、側面写真をあらかじめ撮っておくことをオススメします。
どうせなら動画がオススメです。手術を受ける方は誰でもそうですが、自分の顔にコンプレックスがあって、顎が曲がっている写真は消したり、保管したりしていないと思います。僕もそうでした。
僕は前もって撮っておくことができなかったけど、その時撮っておくと役に立つと思います。
僕は初めて体にメスを入れる手術だったので、すごく緊張しました。
手術室にも自分の足で歩いて入り、手術台に横になるんですが、すごく緊張します。
看護師の先生に「手術室に行きましょう」と言われて、一緒に手術室に入ります。
手術室は少し涼しく、看護師の先生と麻酔科の先生がいろいろと話してくれて、緊張を解くために助けてくれます。
マスクをしながら、「酸素が入ります」とおっしゃられて、この時からすごく緊張して、何を話していたのか思い出せません。
そして準備ができたら、「麻酔薬が入ります」と言ってくださって、何というか苦い味?のガスが流れてくると、「深呼吸を深くしてください~」と言われます。
映画を見ると、10、9、8、7······「僕はもう生まれ変わるんだ」と言いながら手術をしますが、全部嘘です。
ただガスが入るだけです。「え…? めまいがしますけど」と言ってる間に手術が終わっています。
前置きがとても長かったですが、次に手術1日目から行ってみます。

手術1日目
手術が終わってからは気が気じゃありません。
手術台から起きて看護師の先生に起こされて、そのまま寝て起きてボーっとした感じなのに、起きて車椅子に乗って病室に行くことになります。
この時から席に座って深呼吸を大きくするように言われましたが、口を縛っていなかったし、鼻にも呼吸を助けるホースがつながっていたので、問題はありませんでした。
手術前はすごく痛いのではないか心配しましたが、手術部位の苦痛は全くなかったし、緊張しすぎたからか、顎の筋肉が凝って頭痛がとてもひどかったです。
10時過ぎに手術室に入って13時半頃手術が終わりました。
顔を見る余裕もなかったし、ただ頭痛に苦しんでいたら、麻酔が覚める8時間の間は痛み止めもなく、眠れないし、水も飲めません。この8時間が地獄です。本当に…
のどが渇いてお腹がすいて全然眠たくないし、手術部位の痛みも一つもなかったのに、たまに僕のように頭痛がある人がいるらしいです。
僕は頭痛が我慢できないぐらいひどくて苦労しました··。
8時間になる前に頭痛があまりにもひどくて、7時間くらい経った時に痛み止めをあらかじめ打ちました。
痛み止めを打ってから頭痛が少し緩和されて、この時からはよくなりました。
その8時間が一番時間が長く感じられて、頭が痛くて携帯を見ることも出来ません。
時間と精神の部屋で8時間我慢すれば、その後は生きた心地がします。
8時間後から痛み止めの効果がが落ちたらまた頭痛に悩まされ、痛み止めを飲めば少し良くなって薬が回りそうな時に少し寝て、また終わったら頭痛がするし、とにかく僕のように特異な体質でなければ全く痛くないので心配しなくても大丈夫です。
喉から痰がどんどん出てきますが、この時無理に出そうとしてはいけないそうです。
僕はもどかしいのが我慢できなくて··· しきりにうっ、うっと痰を出してましたが(笑)
看護師の先生に怒られました。そうやって無理に痰を上げたらダメだって···。
随時看護師の先生が来て、状態をチェックしてくださり、吸引もしてくださったんですが、緊張しすぎて血圧もあまり下がらず、呼吸も安定しなかったんですが、ただ薬を点滴して、時間が経てばよくなりました。
咳をしたり、痰が絡むからといって、無理に出そうとすると、顔に圧力がかかって出血することもあるので気をつけるように言われたし、院長も来てくださって手術が無事に終わったと、今が一番大変な時だと、今日だけ頑張ってほしいと励ましてくださいました。
頭痛があまりにもひどかったので、鎮痛剤を少し強めのものを入れてくれたんですが、胸がむかむかして吐きそうでした。
吐きはしませんでしたが、看護師の先生が真心を込めてケアしてくれて気が楽でした。
お尻が痛くて、首枕が必須だという話がありますが、僕は首枕があるせいでむしろ不便だったし、寝床が楽でお尻の痛みはありませんでした。
枕はすべて投げて、背中の後ろに枕を2つ挟んで、ただボーっとしているのが一番楽でした。
麻酔ガスが全部抜ければ夜間に高熱で苦労しないと言われたので、呼吸にはすごく神経を使いました。
そうしてボーっとして寝て、頭痛に苦しめられ、一日は正気ではない状態で過ぎました。
手術2日目
眠れなかったという人もいますが、頭痛があまりにもひどくて、痛み止めを入れれば少しよくなるので、疲れながら寝ていたので、よく眠れました。
2日目からは起きて、病院の内部を歩くように言われましたが、頭痛がひどくて、座っているのも大変でした。
2日目には尿道カテーテルとドレーンを取り除いて、院長が来たら血袋を除去してウェイパーをつける方法の説明を聞いて、腫れのレーザー施術を受けます。
尿道カテーテルも初めてしましたが、抜いたら尿道も痛いです。
生まれて初めて感じる感じで、血袋を抜くのは痛くなかったです。
この日からは生きるために無理にニューケアを飲んで、水を飲んでうがいをしたりしたんですが、頭痛さえなければ普段と同じだったと思います。
鼻づまりがこの時からだんだんひどくなり、血痰がどんどん出てきます。口で呼吸するのが慣れていなくて不便でしたが、頭痛があまりにもひどくて、そこに神経を使っていたので、呼吸があまりにも不便で死にそうだというほどではありませんでした。
そのように2日目も何もなく、頭痛と格闘して痛み止めを打って昼寝をして、そのように一日が過ぎました。
手術3日目
朝、院長がいろいろ説明してくださったのですが、僕は頭痛がひどくて耳に全く入らずに、薬を処方されて家に帰ることになりました。
家に帰っていろいろな薬をもらって飲みましたが、鎮痛剤と筋肉弛緩剤を一緒に飲んだら、その後からは頭痛がなくなりました。
家に帰ったらお粥とニューケアを一緒に飲んで、カボチャ汁も一緒に飲みました。
大変で散歩にも行けずに、ずっと横になって携帯を見るだけで一日が過ぎました。
状態は鼻づまりがこの時一番ひどく、睡眠は寝たい時に寝るのではなく、鼻づまりがなくなった時以外は寝ることができません。
この頃から少しずつ耳がつまった感じがして、頭痛でストレスをたくさん受けたせいか、まつげがごっそり抜けました。
手術4日目
頭痛は完全に消え、アイスパックをしていましたが、腫れはますますひどくなって、フェイスバンドをすれば、顔がじーんとする感じがしました。
この日からはコンディションが回復して、散歩にも行って、よく食べられるようになりました。
鼻血は4日目まで出ていて、耳が聞こえにくいせいで、イヤホンをしても音がよく聞こえませんでした。
鼻血は夕方くらいになって止まり、その後は鼻水のような膿のようなものがたくさん出てきました。
鼻づまりは依然としてあり、寝る時に鼻づまりのない時に寝るのは同じでした。
4日目からは食べること以外は、日常生活ができるコンディションに復帰して、良くなりました。
消毒はきちんと続けて、食べるのは2週目までお粥とニューケアだけを飲んでいました。
味気のないものだけをとっていたので、ラーメンの匂いを嗅いだらおかしくなりそうでした。
両顎手術をしたのに、なぜ俗世と縁を切らなければならないのか悔しかったけど、苦痛があってこそ得るものもあるので、粘り強く我慢しました。


手術1週目
病院に来院して口内の状態を確認して、消毒して、腫れレーザー施術を一度受けて家に帰ってきました。この時からはどうしても我慢できなくて口の中に音圧が生じてはいけないと言われてたけど、こっそりチョコレートとアイスクリームを食べてしまいました。
元々甘いものはもらっても食べない位だったのに、この時はすごく食べたくなって、食べたら生き返りました。
食事が不十分だったせいか、甘いものがしきりに食べたくなりました。
筋肉が大きく損失してしまうのは仕方ないけど、それでも最小限に抑えるために、ニューケアでタンパク質の量を計算してとるようにしました。
この日からは幼児用歯ブラシで歯も磨いたら、口の中がスッキリしてよかったです。
段々治ってきたからか、手術部位の痛みも少しずつ感じるようになりました。
口の中に口内炎が30個くらいできた感じ?
昼間は大丈夫ですが、明け方になると切開部位に痛みが出ました。
寝る時間にしきりに痛みが出るので、鎮痛剤を飲んで寝ました。
顔のあざは黄色くなりましたが、胸の方にあざが降りてくるのがわかりました。
鼻は通るようになったけど、鼻と口が繋がる場所? に痰がからんで取れませんでした。(この時は淡だと思っていたけど、時間が経って取れたので見てみると、血が固まっていました。)
この時からはマスクをして散歩もよくして、食べ物もきちんと食べたので、一週間単位のレビューに移ります。


手術2週目
1週目以降、頻繁に温湿布をして、フェイスバンドを着用していたら、目に見えて腫れが減るのがわかりました。
顎がぴったり合うので、歯が噛みあう感じもぎこちなく、鏡を見ると腫れているので、まだ幼い頃の中学生の姿みたいな自分がいました(笑)
そうして時間が過ぎて、2週目に病院に行って抜糸しました。
抜糸するのは誰かは痛くないと言ってましたが···
すごく痛かったです··· 前日徹夜で行ったからもありますが、これまでの口内で感じた痛みの中で一番ひどかったです。
終わってからも冷や汗とめまいがして、院長が色々説明してくれましたが聞こえませんでした。
僕が怖がりで、すごく緊張したからかすごく痛かったです。終わって家に帰ってからは疲れてそのまま寝て、その時もずっと温湿布をよくしました。
初めてこの時、すごく食べたかったジャパゲティとラーメンを細かく刻んで食べたんですが、ハンバーガーセットを3つは食べていた僕が.... ラーメン1つ食べてお腹いっぱいになったので、相当戸惑いました。
もちろん、まだ発音も下手で腫れもありますが、2週間しか経ってないけど、だんだん回復するので、これからの自分の姿がとても楽しみです。


手術18日目
両顎手術をするのは本当によく悩んで、熟慮した後に決めなければなりませんが、僕は自分の選択に後悔はありません。
今これを読んでいる方も、悩みに悩んで決定するまで、周りの視線や、本人の心理的圧迫感など、たくさん感じてこられたと思いますし、手術が怖くて色々な情報を少しでも調べるために努力されていると思いますが、僕もそうだったように当時はどんなレビューも信じられませんでした。
僕も実際に手術をしてみたら、その時の自分の姿がどうだったか覚えているし、この文をご覧になっている方々もそんな気持ちで読んでおられると思います。
文才がなくてとりとめもなく書きましたが、どうか良い結果があることを願って、この文が少しでもお役に立てば嬉しいです。