＜手術前＞
 
＜手術後＞
 
 
私は重度の受け口やしゃくれ顎ではありませんでしたが、横から見たときの平たい印象や面長な顔が気になり、鏡を見るたびに「両顎手術をしたい」と思っていました。
隣に人が立つと気になってしまい、他人に撮られる写真もとても嫌でした。
そんな時、「毎回不満足だと思いながら生活するのは損だ」と思うようになり、YouTubeで体験談を探したりしながら、3か所ほどカウンセリングを受けた後、WHY口腔顎顔面外科を選びました。
 
選んだ理由は、1日に手術を1件だけ行う点に安心感があったこと、そして院長先生の方針が「自然さ」を重視しているように感じられたからです。
周りからはそれほど「しゃくれている」とは言われませんでしたし、院長先生も「必要以上の手術はしない、改善効果が大きくないケースはお断りする」と聞いていたので、期待半分・不安半分で足を運びました。
実際には「どんな手術で、どう改善するのか」を丁寧に説明してくださり、安易な断言ではなく、さまざまな症例を見せながら質問にも詳しく答えていただけたので、とても信頼できました。
 
  両顎手術＋輪郭手術2点（エラ削り＋オトガイ）回復過程
 
 
 6/24（手術当日）
加湿器・タオル・ネックピローなどが全て準備されていて、病室もプライベート感があり快適でした。
ベッド横にソファ・洗面台・収納スペースがあり、とても過ごしやすかったです。
手術は手術台に横になったところまでは覚えていますが、眠った瞬間は分からず、気づいたら終わっていました。
痛みはなく、ただ頭が少しぼんやりしていました。口呼吸しかできないので喉が痛くて大変でした。
水が飲みたかったのですが6時間後からとのことで、ウトウトしながら10分おきに目を覚ましては、iPadで動画を見つつ水を飲める時間だけを待ちました。
顔が強く引っ張られるような感覚はありましたが、鋭い痛みはなく、ただ鼻づまりで時間が過ぎるのが遅く感じました。
水を飲むのも難しく、咳が出そうになって苦労しました。私は逆流性食道炎があるので、むせやすく、普通に飲み込むのが大変でした。
 
 6/25（D+1）
この日も口呼吸で喉が痛かったです。朝、ようやくニューケアを口にできました。本当に待ち遠しかったです。
でもやっぱりむせてしまいました。うがい薬がとても苦かったのを覚えています。
鼻づまりは不快でしたが、「すぐ良くなる」と思えば耐えられる範囲でした。
鼻血もよく出るので、定期的にガーゼを交換しました。じっと同じ姿勢でいるのもつらく、散歩をして体を動かしました。
 
6/26～7/1（1週目）
退院してすぐに美容室でシャンプーしてもらったのですが、気分が最高でした。
手術後は美容室でのシャンプー、本当におすすめです。
朝・昼・晩の3回ずつ散歩をしました。鼻はまだ詰まっていて、食欲旺盛な私にとって食事量が急に減ったせいで体力が落ち、立ち上がるたびに立ちくらみがしました。
公園を歩いていると、どの飲食店にも入って「ひと口ください」と言いたくなるほどでした。
4～5日目あたりは顔も口内もパンパンに腫れて、まるで100kg超えのように見えました。
 
鼻下も腫れて猿のようになるし、肌は突っ張って、口の中はスペースがなくてウェイパーが舌や粘膜を圧迫していました。
耐えられない痛みではないけれど、不快感が続きました。
体力回復のためチョコレートを口にすることが多く、それだけでも気分が良くなりました。
どうしても我慢できず、生クリームパンを爪ほどの大きさにちぎって、牛乳に浸して噛まずに飲み込んだこともありました。
 
 7/2～7/8（2週目）
この頃から鼻の通りがよくなり、口を閉じて鼻呼吸が可能になりました。
ただ、突然鼻水が出ても感覚が鈍く、とっさの対応は難しかったです。
顔はまんまるの「肉まん状態」で、外出時はマスクをつけていました。
でも見た目の腫れとは別に、顔の長さが確実に短くなり、横顔のしゃくれ感や平たい印象も消えて、結果には大満足でした。
この時期から少しずつ腫れが引いてきて、鏡を見るたびに「顔が短くなった」と実感できました。
 
7/9～7/22（3～4週目）
抜糸をしましたが、私はほとんど痛みを感じませんでした。あっという間に終わります。
縫合糸による引きつりがなくなり、口の動きがとても楽になりました。歯磨きのときもスムーズです。
何より嬉しかったのは「食べられる物が増えたこと」でした。
毎日散歩を続けていたおかげで体力も戻り、長めに歩いても平気になりました。腫れも日に日に引いていきました。
鏡を見ると日ごとにフェイスラインがはっきりしてきて、本当に嬉しかったです。
長い顔やしゃくれた横顔というコンプレックスがなくなり、何をするにも意欲が湧きます。
周囲からは「小顔になった」「横顔が立体的」「可愛くなった」と言われますが、それ以上に自分自身が満足していることが一番のポイントだと思います。
本当にありがとうございます。