

<手術前>
【WHYを選んだ理由】
why口腔外科を選んだきっかけは症例写真の良さ、その人本来の良さを活かすような症例が多く美的感覚が近いように感じた部分でした。
実際にカウンセリングでお話ししてみて私が希望しない施術を無理に薦められることもなく、安心して自分の希望を話すこともできました。
そして最初は輪郭3点の予定でしたがエラは切りませんでした。
why口腔外科は「とにかく1mmでも多く骨を切って欲しい!」「麻痺が残ってもとにかく写真に写ったときに可愛いければ良い!」という方には向かないかもしれません。
ですが安全で自然な美しさを目指す方にはとてもおすすめしたいです。
【2日目】
術後すぐは「呼吸ができない」「寒くて仕方がない」以外に感想が持てませんでした。他のことが辛すぎて痛みを全く感じないほどでした。
熱が上がっているので室温は上げられないことを伝えてもらえて、熱が下がってからは温度を上げてもらえましたがそれでも風邪を引いたような寒気が苦しかったです。
2日目からは散歩に挑戦してみるもののすぐに息が上がるので道端で休憩してしまうのを繰り返して30分程度は外にいました。
薬の錠剤がひとつひとつが大きく量も多く、ただ1日3回薬を飲むだけのことがすごく大変に感じて休み休み飲んでました。
熱があるような倦怠感と顔全体がビリビリするような感じはあるものの痛みらしい痛みは感じないまま、
とにかく寝て起きて病院に行って腫れケアのレーザーを受けて、散歩に行って薬を飲んで疲れ果てて寝て、というだけの日をしばらく繰り返すことになりました。
寝るのも少し寝ては漠然とした体調の悪さで起きて、寝ることも起きて活動することもできないような半端な時間を過ごすことになり1時間がすごく長く感じたりしました。
顔がパンパンに腫れて黄色い内出血で鏡を見ると本当に自分かと驚くぐらい酷い有様でした。着替えるだけでも息が上がって苦しかったです。
ほぼ何も口に入れないまま抗生剤などを飲んでいたので腹痛と息苦しさと体力の低下と、ここからの1週間が一番辛かったです。
ここからが腫れる時期、ここは辛い時期、何日ごろには楽になる、など全て事前に教えてもらえ事実その通りの経過を辿ったのでその点はすごく心強かったです。
【2週間目】
1週間を過ぎた頃から腫れが本格的に強くなってきて2週間目には頬骨のあたりが熱くて痛かったです。
ただ毎日少しずつ麻痺していた感覚が戻ってきて痺れも少しずつ緩和されている感じはありました。
抜糸が終わりウェイパーが着脱できるようになったおかげで柔らかい物ならほとんどなんでも食べられるようになり、それが一番嬉しかったです。
フルメイクはまだ怖くて日焼け止めすら塗れませんでした。息切れはあるものの1時間ぐらい散歩できるようになりました。
睡眠時間もやっとまとまった時間を寝られるようになり抗生剤なども飲みきって腹痛からも解放されウェイパーも外れ食事ができ感慨深かったです。
痛みや痺れ、感覚の遠さはこの時点ではまだしっかりありましたが、ここからは身体的にはすごく楽でした。
ウェイパーの洗浄に少し戸惑ったので日本からマウスピース用洗浄剤など持ってきたら手軽で良かったなあと思いました。
【1ヶ月目】
1ヶ月の時点では食事は食べにくく腫れも残っているので正直に言うと「本当に手術して良かったのかな」とか
「このまま腫れが引かなかったら」「腫れが引いた後の顔が手術前よりもっと悪かったら」「痺れや表情の不自然さが残ったら」などネガティブなことを考えている時間の方がずっと長かったです。
口を動かすと疲れるので午後にはもう喋りたくない食べたくないのループでずっと切開リフトの症例や「骨切り 失敗」「骨切り 麻痺」などでSNSで検索していました。今考えると完全に杞憂でした。
口元の弛み感(今思えばただの腫れでした)などが気になり、外でふと見た瞬間の自分の顔の丸さに驚いたりしました…
親と会う機会もあったのですが輪郭のラインが変わった、とは言われたものの良くなったか悪くなったかは言及されなかったため余計に不安でした。
ダウンタイム中は痛みよりメンタル面がかなり辛かったです。食事もとりにくいのでカボチャ粥やカボチャスープばかり食べていた記憶があります。
ただ退院後すぐ、腫れケアレーザーに通わせてもらう中で室長さんに「綺麗」と言ってもらえたり、
通訳の方に経過を気にかけてもらえ声をかけていただけたり、すごく支えになりました。
今思えば術後2週間ほどでまだ鼻血もあり全く綺麗ではなかったと思いますが、室長さん、何人かいらっしゃる通訳さん、受付の方、
みなさんとても優しくて親身でwhy口腔外科さんにお願いして本当に良かったです。良い意味でとてもアットホームな病院だと思います。
先生もカウンセリングから私の気道では両顎の適応がなくセットバックしか選択肢がないこと、
セットバックで唇が薄くなることもちゃんと告知してくださり、納得の上で手術に挑むことができました。
不安から何度も同じ質問をしてしまいましたがその度に丁寧に答えていただけました。

【3ヶ月目】
腫れが1ヶ月目、2ヶ月目よりかなり引きました。違和感があった術後の自分の顔にも慣れてきて鏡を見ることも苦痛ではなくなりました。
むしろ術前に撮った動画や写真を見返すと違和感があり、やっぱり手術に踏み切って良かったと思えます。
ダウンタイム中に落ち込むと必要以上に「元の自分の顔の方が良かったのでは?」
「こんなに痛い思いをする必要が本当にあった?」「もう一回矯正してまでやって良かった?」と
何度も思ってしまって苦しかったのでちゃんと術前の加工なしのリアルな自分の顔を撮っておいて良かったです。
その度にやっぱりセットバックをした方が良いなあと自分を納得させられたので。
初対面の人に顔が小さいと褒められることも増えました!口ゴボが治ってマスクにリップが着く心配をしなくて良いのも幸せです。
一番似合うメイクや髪型も変わって、今まで諦めていたメイクもできるのが嬉しいです。
ダウンタイムは辛かったですが頑張って良かったとやっと思えるようになったのも3ヶ月めを過ぎてからでした。
今だにパスタや麺類は食べづらく感じるので人前では食べにくいこと、前歯で強く噛む食べ物は怖いので控えていることなど
制約が0になったわけではありませんが、今はほぼ何も気にすることなく術前と同じような生活が送れています。


【6ヶ月目】
人前で食事をするのにも抵抗がなくなって、以前は苦手だったラーメン、パスタ、うどんなど麺類なども気を付ければ人前でも変わらず食べられるかなあ?という感じです。
ここまでくると本当に痛みは0だし、あとは骨切り後によく聞く弛みがくるのが気になる程度で本当にやってよかったなあと思います。
初対面の人にも「顔小さくない?」「綺麗な顔立ちしてるよね」「可愛いってよく言われるでしょ?」「鼻が高いよね」(頬骨を下げたので相対的に高く見えるんだと思います)など、
1人ではなく複数人から言われるようになりました。
術前は可愛いと言われることはなく、むしろ垂れ眉出っぱりな親しみやすい顔だったので私が何かを理解しきれなかった時、
失敗してしまった時に「かわいい〜笑」という感じの嫌な言い方だったので、そういう嫌味を言われなくなったのもとても嬉しいです。
周りにも「整形した?」とは聞かれたこともないのである程度は自然な仕上がりになっているのかなあと、それも嬉しいです。
派手派手でアイドルみたいに非の打ち所がないようなお顔を目指すなら別の病院が良いかもしれません。
ですが初めて会った人に「きっと元からこの顔なんだろうな」と思ってもらえるような自然な仕上がりが理想だったので本当に理想的な仕上がりにとても満足しています。
そして数ヶ月おきに定期的に執刀医の先生と面談の時間を作っていただけるのもありがたいです。
ただ、現状は本当になんの不満もなく、なんの愚痴もないので「頰が左右均等に上がるよう練習してみてね」など
前々からの困りごとを少しだけ話すだけになってしまっています。それなのにそれでもお時間を必ず作っていただけて本当にありがたいです。
why口腔外科さんではいつも同じ受付の方がいてくださって、異国の地にも関わらず本当に安心感しかないです。
もし友達が両顎やセットバック、輪郭3点などで悩んでいるなら必ずカウンセリングに行くことをオススメしたいような、それぐらい一押しの病院です。
親からもらった顔にメスを入れるなんて、などよく聞きますが、私はやっぱり絶対にやってよかったです。
周りからの反応、メイクをしていての楽しさ、似合う服の変化、何もかもが全然違ってまるで生まれ変わったみたいです。
骨切りは大きな手術でダウンタイムも苦しいので、誰にでも絶対にやったほうが良いとはとても言えないです。それでも私はやっぱり確実にやってよかったです。


【1年目】
特に異常もなく1年が経過しました。不自由な部分や動かしづらい部分もない状態です。
開口も4本分、麻痺もなく、前歯の歯茎だけ感覚の鈍さがありますがそれによって不便なところは特にないです。
顎と下唇の間に少しだけ突っ張るような感じが残っているのですが、それも半年前と比べても少しずつ治ってきているのと、
すごく変な表情をわざと作らないと自分でも分からないぐらいの違和感なので気にならないです。
具体的に言うとひょっとこみたいに唇を突き出して左右に動かすと戻す時にちょっと突っ張る感じがある程度ですが、
こんな顔は日常でやることは全く無いので何の問題ないです。最初と比べると今はハンバーガーもパスタも、外食でも問題なく食べられます。
喋りにくさも全くなくなって、早口言葉でも以前と同じくらいできる状態です。
「骨切りのDTは1年」と事前に骨切りをした人に聞いていたのですがこれは本当だと思います。
私も半年経過時の写真を見せていただいて今の写真と比べるとやっぱり腫れの違和感がありました。
先生にも「不自然さがなくなって良くなっている」と言っていただけました。「もう前の顔を忘れてしまったのでは?そう言う人も多いので」ともお話しされていて、
事実私も術前の動画を残していなかったら全然覚えていないところでした。大きな変化でも1年経つと良い意味で慣れるしこの顔が当たり前になるんだなあと感慨深いです。
「今後、何か違和感があったり気になることがあればいつでも連絡して欲しい」とも言っていただけました。
本当に信頼できる病院だと思います。病院に行くたびに同じスタッフがいてくれるのも安心感があります。
スタッフが毎回変わるくらい環境が悪い医療機関では大きな施術を任せるのは不安なので。
DTは大変ですし、セットバックでできた歯の隙間はまだ埋まってないですが、やっぱりやって良かったと1年経過して改めて思います。